MEBIGセミナ-に参加しました

9月18~19日、水戸バプテスト教会で行われたMEBIGセミナ-に参加しました。
講師は愛隣チャペルキリスト教会の山哲平先生です。

「その子をわたしのところに連れて来なさい」(マルコの福音書9:14~29節)

 その子には悪霊にとりつかれている、という現実があり、本人も家族も苦しんでいました。しかし、ある意味で幸せだったと思います。というのは、彼を愛して、何とかしたいという父親がいたからです。1990年から15年の間に、360万人の子どもが戦争で亡くなり(全体の45%)、現在200万人の子どもがエイズに感染しています。日本では虐待が上昇の一途をたどり、本当に子どもを愛する親が少なくなっているように感じます。

 一方、今の教会には少子化、塾、部活等の理由で、子どもが教会に来ないという現実があります。しかし、教師自身が考えなければならない現実があるのです。それは第一に、弟子たちのように議論ばかりしている(14)。第二に、本当の意味で祈っていない(29)。第三に、不信仰(19)という現実です。イエス様は弟子たちを叱責されましたが、解決の道も用意されています(連れてきなさい)。しかし、あなた(教師)が連れて行かなければ、お友だち(子どもたち)はイエス様のもとに行けないのです。(18日夜)

「ここに少年が持っています」(ヨハネの福音書6:1~10節) 

 弟子たちが持っていた三つの罪は、第一にお友だちを軽く扱う罪です。ここに少年が——名前を呼ばない、つまり人格を認めていません。第二に、お友だちに不満を持つ罪(何になりましょう)、第三にお友だちを計算して扱う罪(こんなに大勢では...)です。

 少年が持っていたものは信仰(イエス様のもとに食物を持ってきた)、救い(パンと水を通して、1万人以上の空腹を満たした、彼らの命を救った。お友だちが大人を救いに導くことがある)、愛(自分の食事をイエス様に差し出した)です。

 あなた(教師)は、何を持っていますか。時間、タラント、お友だちでしょう。神様はモ-セの杖を通してわざを成したように、あなたのお友だちを通してわざを成されます。大切なのは、あなたの持っているものを投げ捨てないことです。(19日夜)