いっしょに歌おう 第7回

「たこの歌」、「たき火」、「かあさんの歌」、「聖歌424番」、「ふるさと」を歌いました。参加者は9名でした。

 新しさには、時の新しさと、質の新しさがあります。時による新しさは古くなると同時に終わりがあり、また繰り返すものです。聖書には、新しいという言葉が二つあります。一つはネオマ-ガリンのネオで、時による新しさを表します。もう一つは質の新しさで、それは神様と和解しているか、罪がゆるされているか、永遠のいのちを持っているかという質であり、繰り返しではなく、日々新たにされていくものです。私たちは時の新しさでは年をとり、肉体が衰えますが、質の新しさをいただくと、年をとっても悲しまなくていいのです。

 神様は、バビロン捕囚で苦しんでいる民たちに、救いを約束されました(イザヤ43:19)。「新しい」は時の新しさではなく、質の新しさであり、絶望を希望に変える言葉です。イエス・キリストは本当の意味で「荒野に道を、荒地に川を設けて」下さる方です。Ⅱコリント5章17節で使われている「新しく」も、質の新しさを表しています。「新しく造られた」とは、神様と和解した存在になったということです。聖書が言う「救い」とは、病気が治ることや、お金がないのにお金ができたことではなく、質が新しくなる、神様と和解し、罪がゆるされ、永遠のいのちを持つ者になったことなのです。

 戦後、クリスチャンたちはタンバリンや太鼓をたたきながら街頭でこの歌(聖歌424番)を歌い、伝道をしました。