いっしょに歌おう 第10回

ようやくお花見の季節になり、今日は桜にちなんだ歌(さくらさくら、蝶々、花)と、讃美歌122番を歌いました。出席者は8名でした。

マタイの福音書13章3~9節  
私は25年くらい前にイスラエルに行ったことがありますが、イエス様が山上の説教をされたあたりは若葉が育ち、ちょうど私たちがすごしている今の季節と同じようでした。

 讃美歌122番の2節には、イエス様が大工として私たち人間と同じように生活されたとあります。そうでないと、イエス様が私たちの身代わりになれないからです。そしてイエス様が来られたのは、私たちが豊かな実を結ぶ人生を送るようになるためです。

 今、この地域では田起こしが行われています。田植えをするだいぶ前から、最初は荒く、次に細かく起こして、最後には代かきをして湖のように田の表面を平にします。土をよく耕すことが大事なのです。

さてイエス様は、私が来たのは人が実を結ぶためだと言われました。そして実を結ぶのに4種類の人を挙げています。「道ばたに落ちた」とは、聞いても聞き流す人です。そういう人は実を結びません。「薄い岩地に落ちた」とは、聞いてすぐ喜ぶけれど人から何か言われると、すぐ否定する人です。「いばらの中に落ちた」とは、信じるけれど世の中の風潮に流されてしまう人です。「良い地に落ちた」とは、聞いてそれに従って生きようとする人です。蒔かれた土地によって結果は違いますが、種は同じです。イエス様の愛、イエス様のことば(種)は同じなのです。土は私たちです。ぜひイエス様の愛をいただいて、愛に従って生きてみましょう。そうすれば、30倍、60倍、100倍の実を結ぶようになるのです。

イエス様が私たちのところに来て下さったのは、私たちがむなしく終わるいのちではなく、実を結ぶいのちとなるためであることを感謝します。どうぞ私たちに、岩地や道ばたやいばらの中でない、イエス様を受け入れ従って実を結ぶ歩みをさせて下さい。