いっしょに歌おう 第11回

「背比べ」、「みかんの花咲く丘」、「この道」、「聖歌652番」を歌いました。出席者は7名でした。

マタイの福音書6章28~29節、ヨハネの福音書12章24節

 これは山上の説教と呼ばれる箇所の一部です(マタイ6:28~29)。山と言っても、実はなだらかな丘で、イエス様は周囲に咲いている花を見て、花は自分では何もしないけれど、このように素晴らしい、きれいな花を咲かせるではないか、また、ソロモンとは、今から約3000年前、イスラエルで最も栄えた王ですが、それよりも花の方が美しいではないか、そして神様はこのように花の一つも飾るのだから、私たち人間によくして下さらないはずはないと言われました。ですから、私たちは心配をしなくていいのです。もし散歩をしながらきれいな花を見たら、神様はあの花よりも私たちを着飾って下さるということを覚えたいですね。

 さて、一粒の麦とはイエス様です(ヨハネ12:24)。イエス様は私たちのために、十字架にかかって死んで下さいました。そして私たちにいのちを与えて、豊かな実を結ばせて下さいます。一粒の麦は私たち自身でもあります。私たちが自己中心を捨てたら、豊かな実を結ぶ人生になります。春の季節に、神様に着飾られる私たち、そして神様が私たちを、豊かな実を結ぶ者としてくださるということを、心に留めたいと思います。

 天の父なる神様、春たけなわの今日、春を歌い、また、様々な懐かしい歌を歌うことができて感謝します。神様は私たちに豊かな実を結ぶいのちを与えようとして下さる、そしてイエス様自身もいのちを捨てて下さったことを感謝します。どうか私たちの人生を、豊かな実を結ぶ人生として下さい。あなたが私たちを美しく咲いた花よりも着飾って下さることを覚えて、私たちを何も思い煩わずに歩ませて下さい。あなたに頼って、豊かな、喜びに満ちた日々を送らせて下さい。