いっしょに歌おう 第12回

「雨降りお月さん」、「田植え」、「夏は来ぬ」、「聖歌597番(沖へいでよ)」を歌いました。出席者は11名でした。

沖へいでよ

 私たちは父親であれ、母親であれ、自己中心な者ですが、それでも子どもに良い物を与えようとします。しかし、地上の父(母)が与えることができないものがあります。

 第一に、親は子どもに罪を犯すなと教えることはできますが、罪を犯さないようにすることはできません。そして子どもが罪を犯して苦しんでも、その重荷や悩みを取ってやることはできないのです。第二に、子どもが死ぬ時に、子どもが死なないようにすることはできません。第三に、父(母)は子どもにパンを与える(体を養う)ことはできますが、子どもの霊を養うことはできません。しかし、天の父は、私たちが犯した罪の重荷を取って下さいます(罪のゆるし)。そして私たちの体は死んでも、死なないいのち(永遠のいのち)を与え、霊を養って下さいます。

「私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、おりにかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。」(ヘブル4:14-16)

天の父なる神様、唱歌、讃美歌を歌う時が与えられ、感謝します。そして、人間の父と父なるまことの神様の違いを共に覚えさせられました。天の父は私たち人間ができない、罪の重荷を取り去り、死に打ち勝てない私たちに永遠のいのちを与え、そして私たちの体だけでなく、私たちの霊をも生かしてくださいます。その恵みを感謝します。どうぞ、私たちがこの神様の恵みのもとへ大胆に近づき、信頼して沖へこぎ出して、あなたの恵みを日々味わわせて下さい。今日集まった私たちを、天の父からの愛の内を歩む者とならせて下さい。