いっしょに歌おう 第13回

山開き、海開きにちなんで、山や海の歌を歌いました。そして細川先生が、渇かない水、魂を潤す水があることをお話しして下さいました。参加者は9名でした。

 

魂を潤す水

 イスラエルでは、水は大変貴重でした。ある時、イエス様が女の人に水を飲ませて下さいと頼みました。そしてイエス様は彼女に、あなたが与えてくれるこの水は飲んでもまた渇く、でも私が与える水は決して渇くことがないと言われました。

 確かに、水を飲んでも私たちはまた喉がかわきます。それは身体の問題です。しかし、イエス様が言われたのは魂の渇きでした。どんな素晴らしい飲み物を飲んでも、魂の渇きを潤すことはできません。

 では、イエス様が与える水とは何でしょうか。それは神様の愛です。もっと具体的に言うと、私たちの罪(妬み、憎しみ、盗みなど)の身代わりに、イエス様が十字架に掛かって裁きを受けて下さった、そしてそれを信じる時に罪をゆるして下さり、私たちに永遠のいのちを与えて下さること、これが魂を潤す水なのです。罪のゆるしをもらわない時、私たちの魂はいつも渇いています。私は19歳の時イエス様を信じてから、魂が渇いたことはありません。

 イエス様の愛は、私たちの魂のパンでもあります。イエス様は「信じる」という言葉を食べるとか、飲むとかいう言葉に置き換えて言われました。食べるとか、飲むとかは、人が代わりにできないことです。口移しはできても、食べる(飲む)のはその人です。また、食べたり飲んだりした人は、そのすばらしさを自分自身が味わうことができます。ですから、一滴でいいのです。100%わかったから信じるというのでなく、飲んでみたらいいのです。そうしたら、その水はあなたの中で泉となってくれます。

 天の父なる神様、今日はこのように暑いさなか、もう一度集めて下さり感謝します。私たちの身体は渇きます。しかしもっと渇いているのは、私たちの魂です。私たちの魂を本当に潤し、決して渇くことがないようにして下さるあなたの愛、私たちの罪をゆるして下さり、私たちに永遠のいのちを与えて下さる神様の愛を飲む者としてください。そしてどんな暑さが来ても、魂に日照りが来ても、渇くことがないように、あなたの水を飲み、パンを食べる者として下さい。そして魂の中で泉となって湧く水を、今日から持つ者として下さい。