いっしょに歌おう 第22回

「チュ-リップ」、「めだかの学校」、「荒城の月」、「聖歌652番」、「故郷」を歌いました。11名の方が参加されました。

さきほど歌いました「原に若草が」は、チロル民謡です。作詞者は中田羽後さんという弘前の方で、日本に讃美歌を根付かせるのに大きな役割を果たしました。「荒城の月」は日本音階を用いて作られ、日本人にはジ-ンとくるものがあります。この歌のモデルになったと言われる青葉城や鶴賀城は滅びました。滝廉太郎の育った竹田の岡城も石垣はあるけれど、天守閣はありません。人間の本当の姿、滅びるということが、土井晩翠の詩と滝廉太郎の曲から伝わってきます。

 さて聖書では、人間にとって最も大切な教えは「創造主を覚えよ」ということです(伝道者12:1)。自分の創造者を知ることは、自分の根本を知ることであり、自分が生かされている目的を知ることです。そして自分がこれからどうなっていくかを知ることです。ではどうして「創造主を覚えよ」と言うかというと、それは災いの日が必ず来るからです。災いの日とは、人間が死んだ後に必ず受けるさばきのことを言っています(ヘブル9:27)。イエス様がどうして救い主と呼ばれるのか、それは、私たちが死後のさばきを受けないように、さばきの時に私たちが救われるようにしてくださるからです。病気が治ったり、お金ができることではありません(エペソ2:3~6)。「あなたの若い日に」とは、今生きている時にということです。しかし災いの日はいつ来るかわかりません。ですから今、若い日にイエス様を信じましょう。

天の神様、春の朝、春を創られたあなたをほめたたえさせて下さり、感謝します。あなたは自然を創られたと同時に、死後さばきを受けるべき私たちのために、イエス様が身代わりに十字架にかかって下さって、そのさばきから救って下さったことをもう一度覚えさせて下さり感謝します。救い主イエス様を信じて、災いが来る前に備えている者とならせてください。そしてどんな冬、嵐が来ても、さばきが来ても、私たちをいつも喜びに溢れている者とならせてください。お一人お一人をどうぞ、あなたの祝福で満たして下さい。