いっしょに歌おう 第28回

「虫の声」、「カチュ-シャの唄」、「庭の千草」、「讃美歌348番」、「故郷」を歌いました。参加者は11名でした。

 「カチュ-シャの唄」のように、人生の旅には色々な山坂がありますね。でもその時に、本当に力になり慰めになるもの、どんな苦しみがあっても、それを喜びに変えるようなものを持っているでしょうか。同じ所を旅しても、喜べる人と喜べない人がいます。それは外が同じでも、中身が違うからです。

 私は東京で牧師をしていましたが、50歳から60歳で辞めるまで、毎年富士山に登っていました。それでわかったことは、杖があるのとないのとでは全く違うということです。人生も同じです。讃美歌348番には、信仰こそ我が杖だと歌われています。


 「が御使いをあなたといっしょに遣わし、あなたの旅を成功させてくださる」(創世記24:40)。私たちの人生の旅が成功するか否かの鍵は、主のみです。お金、知識、地位、健康、家柄ではありません。そして成功とは、世の中で社長になったり、総理大臣になったりすることではなく、その人がその人になって生きるということです。そのようにして下さるのは、造り主である主のみだと言うのです。

 詩篇23篇は、今から約3000年前、ダビデという人が書いたものです。ダビデは死に直面するようなことがあっても、恐れませんでした。それは主が共におられたからです。鞭と杖は、敵から守るものです。

 ヨハネの福音書8:12は、今から約2000年前、イエス様が語られた言葉です。イエス様に従い、信じるならば、人生のどんな暗い時にも闇に打ち勝って、希望を持つことができます。

天の父なる神様、私たちの人生には色々な出来事があります。悲しいこと、苦しいこと、どうすることもできないことがあります。しかしその人生の旅にどんなことが起きても、ゆるぐことがなく歩み続ける力は、あなた以外にありません。あなたが私たちの杖となってくださり、様々なわざわいから守って下さり、死の陰の谷を歩くときも喜び勇んで歩む、そのような人生を送らせて下さい。お一人お一人にイエス様がいつも共にいて下さって、光のうちを歩む人生を送らせて下さい。