いっしょに歌おう 第34回

「どじょっこふなっこ」、「春が来た」、「朧月夜」、「福音讃美歌142番(キリスト・イエスは)」、「故郷」を歌いました。参加者は14名でした。

へブル人への手紙2章14~18節、イザヤ書25章8節

 教会の誕生に、イ-スタ-はなくてはならないものです。イースタ-は今から約2000年前、イエス様が復活されたその時から祝われるようになりました。一方、クリスマスが正式に祝われるようになったのは、降誕から約800年が経ってからでした。また、世界でクリスマスを祝う日は、12月25日、1月7日、14日と分かれています。しかしイ-スタ-は世界中同じ日に祝われており、それは、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日です。


イエス様は私たちの罪のために、身代わりとなってさばきを受けて下さいました。これを信じる者は永遠のいのちを与えられる、これがイエス様の救いです。ですから、イエス様の救いは病気が治るとか、お金が手に入るとかいうことではありません。


 この時期になると、4月7日に亡くなった、ある友人のことを思い出します。彼は、シンガポ-ルの日本人教会の牧師でした。シンガポ-ルに行って2年目に癌になり、発見された時には末期でどうすることもできない状態でした。しかし、3月の最後まで奉仕を続け、帰国して一週間後に亡くなりました。彼がどうしてシンガポ-ルから帰ってこられたのか医者が不思議に思うほどでしたが、彼は平安そのものでした。誰もが死ぬ間際になっても平安でいられるとは限りません。しかし恐れても、イエス様の救いを信じた人にはいのちがあるのです。それはイエス様が最後の滅び(死)を滅ぼされたからです。ですからイエス様の復活を喜ぶのです。死は年や健康の順によるのではありません。でもイエス様は、死んでも死なないいのちを私たちに与えて下さっています。ですから、イエス様を信じて、このいのちをもらって生きていただきたいと思います。このために教会があり、イエス様を伝えているのです。

 「永久に死を滅ぼされる。神である主はすべての顔から涙をぬぐい、ご自分の民へのそしりを全部の上から除かれる。」(イザヤ25:8)。天の神様、イエス様を送って、イエス様が私たちの死の滅びから本当に救って下さって感謝します。イエス様は私たちの身代わりに死んで、死に打ち勝って、死を滅ぼして復活して下さいました。そして、私たちの真の救いを実現して下さいました。どうぞ、今日ここにいる私たちもこのイエス様を信じて、死んでも生きる永遠のいのち、永遠の救いをいただいて生きる者として下さい。