いっしょに歌おう 第36回

「ないしょ話」、「雨ふり」、「峠の我が家」、「恵みのひびきの(讃美歌304番)」、「故郷」を歌いました。大雨の中、9名が参加しました。


讃美歌304番「恵みのひびきの」を作詞したジョン・ニュ-トンは、1725年に生まれ、1807年に亡くなりました。彼は奴隷船の船長で、放蕩三昧の生活をしていましが、22歳の時、イエス様のすばらしさを知り、39歳の時、牧師になりました。70歳で失明しましたが、82歳で亡くなるまで説教を続けたと言われています。彼の墓碑銘にはこう書かれているそうです(概訳)。
「ジョン・ニュ-トン牧師。かつては不信仰なる者、放蕩者、アフリカ奴隷の売買人だったが、救い主イエスキリストの豊かな恩恵によって罪ゆるされ、多年にわたりこの福音を宣べ伝えた。そしてバッキンガムシャ-州オルニの当教会の牧師になった」。墓碑銘をこのように書くことは、彼の遺言でした。彼は生涯約280曲の讃美歌を作りましたが、「恵みのひびきの」はそのうちの一曲で、このような者が罪ゆるされたということを、驚くべき恵みとして書いています。

 パウロも聖書の中でこのように記しています(テモテ一1:15~16)。また、イエス様を3回裏切ったペテロも、こう告白しました(ペテロⅠ2:22~24)。イエス様は私たちを罪から救うために、身代わりになって下さいました。これは本当に驚くべき愛です。

 天の父なる神様、雨の中ですが、今日こうして「童謡、唱歌、讃美歌を歌う会」に導いて下さり感謝します。私たちは、どうしようもない自己中心の者です。あなたに背いて、自分勝手な歩みをしていました。そんな者をもあなたは一方的に愛し、私たちの罪の身代わりに、イエス様が十字架にかかって下さいました。そして私たちを永遠の滅びから永遠のいのちを持つ者として下さり感謝します。この驚くべきあなたの愛をいつも覚えて、この世で人々を愛し、神様を愛して歩ませて下さい。そして天の御国に行くまで、この地上を全力で歩ませて下さい。