いっしょに歌おう 第58回

「茶摘み」、「鉄道唱歌」、「広い河の岸辺」、「聖なる御霊よ この身に臨み」(福音讃美歌168番)、「故郷」を歌いました。参加者は13名でした。

ヨハネの福音書3章3節~8節

 最近は、誰でも亡くなったら「天国に行った」と言うようですが、本当のところ、自分が天国へ行けるかどうか不安だと思います。私たちだけでなく、今から2000年前、ユダヤにいたニコデモという人もそうでした。彼はどうしたら天国に行けるのか知りたくて、イエス様を訪ねました。当時のユダヤの人々は自分がユダヤ人だから、そしていつも正しいことを行なっているから天国に行けると思っていました。しかしイエス様の答は、びっくりするような答えでした(5)。神様は人間が天国へ行くために、イエス様を十字架にかけて人間の身代わりにされました。私たちの罪の受けるべきさばきを受けて下さったのです。そしてそれを信じたら、天国へ行けると約束されました。人は誰もこれを信じることができないでしょう。しかし神様は、イエス様を人の身代わりにして下さったのと同時に、人の心を変えて下さる方(御霊)を送って下さいました。私は中学生の頃、ワルでしたが、御霊はそんな私も変えて、天国に入れるようにして下さいました(7)。これがキリスト教です。この世で正しく生きよ、立派なことをせよというのは、実はキリスト教の中心ではありません。宗教と思想哲学の違いはここにあります。

天の父なる神様、今日私たちは、あなたが私たちのような、どうしようもない者を天国に行けるように私たちの心を変え、イエス様を信じて、あなたの愛の救いをいただくことができることを知りました。 どうぞお一人お一人が頑張ることなく、ただ御霊様が働いて信じるようにさせて下さることを待っていられるように、そしてイエス様を信じて天国に行くことができるように導いて下さい。(細川勝利牧師)