旭川のこどもたち(旭川・緑ヶ丘便り8)

 

 旭川は例年になく10月から雪が降っている。「根雪開始日」は観測史上、最も早い1029日に確定したことが発表された。1130日現在の積雪は37センチになっている。緑が丘教会がある緑が丘地域は「神楽岡公園」があり、道路にはプラタナスの街路樹があったり四季折々、実に美しい街である。特に、今の時季、一面の雪によって唯々感動させられる。本州では見ることが出来ない街景色である。本州だけではない。小生たちが去年の今ごろ奉仕をしたパリでも、今年7月~9月奉仕したブリュッセルでも想像できない景色である。ヨーロッパの人たちにとって、日本は亜熱帯だと思っており、10月から雪が降り、街は雪に被われる等、信じられないことである。

 

 一方、連日雪が降っても、旭川のこどもたちは外で夕方遅くまで遊んでいるのには小生たちは驚いた。住まいの横に公園がある。そこから子どもたちの元気な声が聞こえてくる。しかも、陽も落ち、辺りは暗くなっているのである。東京等、関東地方ではあり得ない状景である。連日の大雪に少々参っている小生たちは、雪でも元気な旭川のこどもたちに新たな力を与えられたように思う。