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第116回童謡・唱歌・讃美歌を歌う会

「花火」、「浜辺の歌」、「あざみの歌」、「上を向いて歩こう」、「この世はみな(福音讃美歌491番)」、「故郷」を歌いました。参加者は9名でした。

 

 はじめに神が天と地を創造された(創11

 私たちを愛して下さっている神様は、この宇宙、私たち一人一人をつくって下さいました。このみことばを信じる時、以下の三つのことも言うことができます。

(1)     どんな人にも価値がある。

(2)     どんな人にも神様の計画がある。

(3)     どんな人も神様に愛されている。

今日は、この三つのことを学びたいと思います。

第一に、神様が私たちをつくられたということは、神様の目から見たら私たち一人一人に価値があるということです。神様は、人を神様に似るようにつくられました(創126)。だからどんなに能力がなくても、地位が低くても、年齢を重ねても、一人一人に価値があります。最近、「ホームレスの人や生活保護の人の命は、僕にとっては軽い」と言いのけた人がいました。とても悲しい発言だと思いました。でも、私たちも人を見下したり、必要か不必要かで線引きしてしまったりすることがないでしょうか。私たちが聖書のことばに従うのなら、私も周りの人も皆大切なのだ、何かできる、できないは関係ないと言えるのです。私の友人に小学校の教員がいますが、クラスに同級生を殴る子どもがいるそうです。その子に人間の尊厳を教えるのはとても難しいと話していました。でもクリスチャンは、人間がなぜ大切なのか、その根拠を持っています。それは神様が私たちをつくって下さったからです。

 第二に、神様は私たちの人生に計画を持っておられるということです。私たちの計画や使命は、私たちをつくった方が一番よく知っているはずです。聖書は、私たちを本来の使命、生き方に導いていきます。聖書を読んで自分の心を修正しながら神様の道を歩んで行く、これが教会です。

 第三に、どんな人も神様に愛されていることを指し示しています(ヨハネ316)。神様は皆さんの人生を導いてこられました。そして、私たちのことを愛して下さっています。神様に愛されているから、私たちも神様を愛するというのが私たちの共通の使命です。誰かを愛する時、まずその人を知りたい、話してみたいと思うでしょう。みことばによって神様のことを聞き、祈りによって神様と話す時、私たちは神様を愛することができます。

礼拝はクリスチャンだけでなく、すべての人に開かれています。あなたを愛して下さっている神様の愛に応えて、神様を青するために皆さんもぜひ、礼拝に来てくださればと思います。

 

 天の父なる神様、あなたが私たちを愛して下さっていることを今日、知りました。世の中の人たちは、私たちが何もできなくなったら、私たちのことを忘れてしまうかもしれません。しかし神様はそんなことに関係なく、今日も明日も私たちのことを愛して下さっています。この愛に応えて、私たちも神様と人を愛することができるように助けて下さい。(武田遣嗣牧師)