主の教えを喜びとする 詩篇1篇

 

新改訳2017

 

詩篇1

 

1:1 幸いなことよ悪しき者のはかりごとに歩まず罪人の道に立たず嘲る者の座に着かない人。

 

1:2 【主】のおしえを喜びとし昼も夜もそのおしえを口ずさむ人。

 

1:3 その人は流れのほとりに植えられた木。時が来ると実を結びその葉は枯れずそのなすことはすべて栄える。

 

1:4 悪しき者はそうではない。まさしく風が吹き飛ばす籾殻だ。

 

1:5 それゆえ悪しき者はさばきに罪人は正しい者の集いに立ち得ない。

 

1:6 まことに正しい者の道は【主】が知っておられ悪しき者の道は滅び去る。

 

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博士達のクリスマス マタイの福音書2章1~12節

 

【新改訳2017

 

マタ

 

[ 2 ]

 

2:1 イエスがヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、見よ、東の方から博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。

 

2:2 「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。私たちはその方の星が昇るのを見たので、礼拝するために来ました。」

 

2:3 これを聞いてヘロデ王は動揺した。エルサレム中の人々も王と同じであった。

 

2:4 王は民の祭司長たち、律法学者たちをみな集め、キリストはどこで生まれるのかと問いただした。

 

2:5 彼らは王に言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者によってこう書かれています。

 

2:6 『ユダの地、ベツレヘムよ、あなたはユダを治める者たちの中で決して一番小さくはない。あなたから治める者が出て、わたしの民イスラエルを牧するからである。』」

 

2:7 そこでヘロデは博士たちをひそかに呼んで、彼らから、星が現れた時期について詳しく聞いた。

 

2:8 そして、「行って幼子について詳しく調べ、見つけたら知らせてもらいたい。私も行って拝むから」と言って、彼らをベツレヘムに送り出した。

 

2:9 博士たちは、王の言ったことを聞いて出て行った。すると見よ。かつて昇るのを見たあの星が、彼らの先に立って進み、ついに幼子のいるところまで来て、その上にとどまった。

 

2:10 その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。

 

2:11 それから家に入り、母マリアとともにいる幼子を見、ひれ伏して礼拝した。そして宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。

 

2:12 彼らは夢で、ヘロデのところへ戻らないようにと警告されたので、別の道から自分の国に帰って行った。

 

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待ち望んだ救い主 ルカの福音書2章25~35節

 

【新改訳2017

 

ルカ

 

2:25 そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい、敬虔な人で、イスラエルが慰められるのを待ち望んでいた。また、聖霊が彼の上におられた。

 

2:26 そして、主のキリストを見るまでは決して死を見ることはないと、聖霊によって告げられていた。

 

2:27 シメオンが御霊に導かれて宮に入ると、律法の慣習を守るために、両親が幼子イエスを連れて入って来た。

 

2:28 シメオンは幼子を腕に抱き、神をほめたたえて言った。

 

2:29 「主よ。今こそあなたは、おことばどおり、しもべを安らかに去らせてくださいます。

 

2:30 私の目があなたの御救いを見たからです。

 

2:31 あなたが万民の前に備えられた救いを。

 

2:32 異邦人を照らす啓示の光、御民イスラエルの栄光を。」

 

2:33 父と母は、幼子について語られる様々なことに驚いた。

 

2:34 シメオンは両親を祝福し、母マリアに言った。「ご覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人が倒れたり立ち上がったりするために定められ、また、人々の反対にあうしるしとして定められています。

 

2:35 あなた自身の心さえも、剣が刺し貫くことになります。それは多くの人の心のうちの思いが、あらわになるためです。」

 

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神様とともに生きる へブル人への手紙11章1~9節

 

【新改訳2017

 

ヘブル

 

[ 11 ]

 

11:1 さて、信仰は、望んでいることを保証し、目に見えないものを確信させるものです。

 

11:2 昔の人たちは、この信仰によって称賛されました。

 

11:3 信仰によって、私たちは、この世界が神のことばで造られたことを悟り、その結果、見えるものが、目に見えるものからできたのではないことを悟ります。

 

11:4 信仰によって、アベルはカインよりもすぐれたいけにえを神に献げ、そのいけにえによって、彼が正しい人であることが証しされました。神が、彼のささげ物を良いささげ物だと証ししてくださったからです。彼は死にましたが、その信仰によって今もなお語っています。

 

11:5 信仰によって、エノクは死を見ることがないように移されました。神が彼を移されたので、いなくなりました。彼が神に喜ばれていたことは、移される前から証しされていたのです。

 

11:6 信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神がご自分を求める者には報いてくださる方であることを、信じなければならないのです。

 

11:7 信仰によって、ノアはまだ見ていない事柄について神から警告を受けたときに、恐れかしこんで家族の救いのために箱舟を造り、その信仰によって世を罪ありとし、信仰による義を受け継ぐ者となりました。

 

11:8 信仰によって、アブラハムは相続財産として受け取るべき地に出て行くようにと召しを受けたときに、それに従い、どこに行くのかを知らずに出て行きました。

 

11:9 信仰によって、彼は約束された地に他国人のようにして住み、同じ約束をともに受け継ぐイサクやヤコブと天幕生活をしました。

 

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マリヤの信仰 ルカの福音書1章26~38節

 

【新改訳2017

 

ルカ

 

1:26 さて、その六か月目に、御使いガブリエルが神から遣わされて、ガリラヤのナザレという町の一人の処女のところに来た。

 

1:27 この処女は、ダビデの家系のヨセフという人のいいなずけで、名をマリアといった。

 

1:28 御使いは入って来ると、マリアに言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」

 

1:29 しかし、マリアはこのことばにひどく戸惑って、これはいったい何のあいさつかと考え込んだ。

 

1:30 すると、御使いは彼女に言った。「恐れることはありません、マリア。あなたは神から恵みを受けたのです。

 

1:31 見なさい。あなたは身ごもって、男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。

 

1:32 その子は大いなる者となり、いと高き方の子と呼ばれます。また神である主は、彼にその父ダビデの王位をお与えになります。

 

1:33 彼はとこしえにヤコブの家を治め、その支配に終わりはありません。」

 

1:34 マリアは御使いに言った。「どうしてそのようなことが起こるのでしょう。私は男の人を知りませんのに。」

 

1:35 御使いは彼女に答えた。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれます。

 

1:36 見なさい。あなたの親類のエリサベツ、あの人もあの年になって男の子を宿しています。不妊と言われていた人なのに、今はもう六か月です。

 

1:37 神にとって不可能なことは何もありません。」

 

1:38 マリアは言った。「ご覧ください。私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。」すると、御使いは彼女から去って行った。

 

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