いっしょに歌おう 第23回

ひたちなか海浜鉄道さんのご厚意により、那珂湊駅ホ-ムをお借りして「いっしょに歌おう 第23回」を開きました。13名が出席、湊線の電車を眺めながら、「カエルの歌」、「汽車」、「知床旅情」、「讃美歌370番」、「故郷」を歌いました。

 は良い道連れ、良いガイドがいて、帰るところがあれば楽しいものです。帰るところがなければ旅ではなく、それは放浪です。今から3000年前、ダビデという人は「あなたのおきては、私の旅の家では、私の歌となりました。(詩119:54)」と言いました。「あなたのおきて」とは、ダビデにとっては天地万物を創った神様のことばであり、人生の旅の良いガイドでした。神様のことばは、どんな嵐の時も私たちを導いて下さるガイドです。また、旅には苦しい時もあります。でもその時、苦しさを訴え、それを聞いてくれる道連れがいれば楽になります。私たちの人生の旅にも、祈りを聞いてくれる道連れがいれば、どんな苦しい時にも楽しくなれるでしょう(詩39:12)。旅人のめざすところは自分の生まれ故郷ではなく、天の故郷でした(ヘブル11:16)。私たちは天の故郷をめざして、人生の旅をしたいと思います。

 先ほど歌った讃美歌370番は、「蛍の光」ですね。これはスコットランドの古い歌でしたが、1881年唱歌に、1890年讃美歌に取り入れられました。実はこの歌は、鉄道とも関係があります。鉄道路線の廃線の際、最終列車が出る時にこの曲が流れるからです。そしてこの讃美歌自体は、天の御国をめざして生きようということを歌っています。

5月23日の茨城新聞に掲載されました。
動画( You Tube )は 那珂湊駅に童謡唱歌讃美歌の歌声響く