2018年 報告と証

 

 改革派ひたちなか教会の小林義信先生は25年前、ベルギーのブリュッセルに行き、ホテルに泊まりました。部屋にギデオンの聖書があり、何気なく開いた所が、「You must born again.」(もう一度生まれ変わりなさい)でした。それがきっかけで、帰国してからもう一度聖書を読みなおしました。実は先生はクリスチャンになってから約30年、教会から離れていたのですが、その後教会に戻って、再び洗礼を受けたそうです。

 

 また、先日私が所属する団体の総会がありました。その時、ある兄弟が、自分が初めてもらった聖書はギデオンの聖書だったと言いました。彼の奥さんは熱心なクリスチャンで、自分は奥さんの送迎のついでに礼拝に出ていたのですが、その聖書を読むようになり、心に残った箇所に線を引くようになりました。そして信仰を深めていき、今では前橋の教会で役員をされているということでした。

 

 さらに鉾田では、ある高校生がギデオンの聖書を持って教会を訪れたという報告もありました。

 

 ギデオン教会の目的はただ一つ、人々をイエス・キリストの救いに導くことです。その手段として、ギデオン会員は「みことばを宣べ伝え なさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい」(Ⅱテモテ42)の御言葉のもとに証をし、新約聖書を学校に贈呈しています。冊数は減っていますが、なくなったから下さいと言われる校長先生もおられ、聖書が生徒のもとに届いていると、私は信じております。

 

 4月上旬には茨城キリスト教大学入学式で、418日には水郡地区の学校で聖書贈呈を行う予定です。ぜひこのためにお祈りください。

 

 私たちは、プロテスタントの教会から送り出されたビジネスマンであり、教会の伸ばされた腕として活動しています。「収穫は多いが、働き手が少ない」( マタイ937)、「しかし、信じたことのない方を、どうして呼び求めることができるでしょう。聞いた ことのない方を、どうして信じることができるでしょう。宣べ伝える人がなくて、どうして聞くことができるでしょう。遣わされなくては、どうして宣べ伝えることができるでしょう。」(ローマ1014~15)とあります。御言葉を聞いたことがない人、見たことがない人は大勢います。その人たちに、中高生のころから御言葉に触れてもらい、教会に足を向けてもらう、私たちはその種まきをしています。

 

 最後に、聖書を印刷する資金はすべてギデオン会員の献金と、教会訪問による献金から成り立っています(1000円の献金で7冊くらい)。どうぞ続いてギデオンの働きのためにお祈りください。

 

☆ 本日はギデオン協会から加山文規兄が来られ、活動報告と証をして下さいました。