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第112回童謡・唱歌・賛美歌を歌う会

「ちょうちょ」、「めだかの学校」、「朧月夜」、「緑のそよ風」、「主われを愛す」(讃美歌461番)を歌いました。参加者は9名でした。

 

 今日は、ダビデとゴリアテのお話をしたいと思います。

今から三千年以上前、ペリシテ人という民族がいて、いつもイスラエルの領土を狙っていました。彼らの中でひときわ強いと言われた大男、それがゴリアテです。身長約2.9メートル、身にまとった鎧の重さは60キロあったと言われています。彼は怯えるイスラエルに向かって、

「おれはペリシテ人、おまえらはサウルの奴隷どもではないか。一人を選んで、おれのところによこせ。おれと戦っておれを殺せるなら、おれたちはおまえらの奴隷になる。だが、おれが勝ってそいつを殺したら、おまえらがおれたちの奴隷になって、おれたちに仕えるのだ。」(Ⅰサム17:89)と脅しました。その様な中、私がゴリアテを倒しますと立候補する者が現れました。それがダビデという青年です。彼は一度も戦場に出たことがない、羊飼いでした。しかしダビデの放った石はゴリアテの額に命中、彼は戦いの勝利者になりました。戦いの経験もなく鎧も剣も持たないダビデが、どうしてゴリアテに勝てたのでしょうか。

「獅子や熊の爪からしもべを救い出してくださった【主】は、このペリシテ人の手からも私を救い出してくださいます。」(Ⅰサム1737

それは、ダビデが普段から神様に助けてもらっていたからです。

皆さんにも、立ち向かわなければならないゴリアテがいるのではないでしょうか。そんな時、いつも私たちを愛し、助けて下さる神様と親しい関係にあるなら、どれほど心強いでしょうか。

 

 天の父なる神様、ダビデがゴリアテに立ち向かえたのは、普段からダビデを守っている神様と親しい関係にあったからでした。この偉大な神様が私と一緒にいて下さると心から信じることができれば、私たちには恐いものなど何もありません。私たちが弱くても、神様は強いからです。どうぞ、この偉大な神様がここにいる一人一人と共にいて下さいますように(武田遣嗣牧師)