主の園のクラブ活動

 

 私の入所している川越の軽費老人ホーム「主の園」には、いろいろなクラブ活動があります。私は欲張ってその中の聖書輪読会、30分体操、コーラス部、書道部に入りましたが、途中で骨折のため体操はやめ、残りの三つを今も続けています。

 

 いずれも牧師在任中に関わっていた内容のものを選んだわけなのですが、中でも聖書輪読会は3人のリーダーの一人として会合の司会者という重責を与えられ、毎週金曜日の午前中、聖書の輪読40分、参加者の希望する讃美歌または聖歌を20分、ヒムプレーヤーを使って共に楽しく歌いあげます。私は90歳を過ぎて記憶力が覚束なくなってきていますが、皆の「経験上、司会はやはり男性のリードでないとうまくいかない」という意見により、もう少し勤めることにしました。

 

 次に書道部ですが、名前を「墨友会」と決めて、今も書道教師の資格を持つ一人の入居者の婦人が、6名ほどのメンバーのためにお手本を書いて指導しています。毎月2回、2時間、緊張のときです。

 

 現在、10月に1週間、様々な発表が行われる文化祭に備えて、各部門が懸命に頑張っています。私には自分で聖書のことばを選ぶようにということで取り組んでいるのですが、先生のお手本の字は行書、時には草書も入るので、牧師時代に通信教育で習い終えた楷書だけが唯一の資格の私には、書けども書けども満足できません。それと文章をまっすぐに揃える点も苦手で、字の形は何とか整っても、この点で不満足となったりしています。

 

 コーラス練習は月2回の発表が近づくと、少し回数を増やして午前の入居者礼拝(30分)の後で30分練習を行います。1年ほど前にテノールを歌える男性が2人入居したので、テノール部は私を含めて3人で頑張っています。バスを歌う男性は元牧師の2名だけで、男性は合計5名です。

 

 以上、私の属するクラブ活動報告でした。(2017年9月5日 依田次雄名誉牧師)

  

☆骨粗しょう症のため、毎月一回整形外科で診察、投薬を受けています。重荷を負って頑張っておられる湊のメンバーに主の祝福、そして希望を!と願います。