クアラルンプール奉仕キャンセル

 

 今回は、10月からの奉仕を急遽キャンセルし、クアラルンプール教会にたいへんめいわくをかけたことを記さなければなりません。

 

 昨日(9/20)現在類天疱瘡の主治医、日赤水戸病院 小林桂子医師より「今服用しているブレドニン(ステロイド)30㎎では長期海外出張はダメ」と診断されました。それでクアラルンプール教会に状況を報告し、奉仕をキャンセルさせてもらいました。

 

実はウィーン教会奉仕を終えて帰国した8月中旬から「類天疱瘡」の病状が思わしくなく、ブレドニンが7.5㎎まで減っていたのが、先日の段階で30㎎にまでなったのです。それでも何とかクアラルンプールでの奉仕の可能性を祈りつつ、最終判断を今週にすることになりました。その結果上記のような結論になったわけです。

 

 「類天疱瘡」は自己免疫疾患で、血液を採って抗体検査をします。この検査は法律によって月一度以上はできません。そのためブレドニン量を減らすのも月一度以上は出来ません。ブレドニンは急に減らさず、一回2.5㎎が限度です。ですから30㎎から10㎎になるには約8カ月かかります。そのような訳で病状が改善されたとしても、クアラルンプールにいつ行くというような約束は出来ません。以上のようなことから、今回キャンセルさせてもらったのです。

 

 今回クアラルンプール教会の皆さんにはどんなにお詫びしてもし切れるものではありません。今は、ただ主が小生のこのキャンセルによって穴が開いた10月から来年3月末までの奉仕者を備えて下さるように祈るばかりです。

 

 小生たちのためにいつも祈って下さっている皆さんにも、是非クアラルンプールの教会のためにお祈り下さるようにお願いをし、取り急ぎご加祷にお応えできなかったことをお詫びいたします。